1.エスクローの慣習的な違い
(1)渡されたエスクロー指示書にいつサインするか。
南カリフォルニアでは、エスクローの開始直後に買主・売主両者によって双方のエスクロー指示書にサインされる。
北カリフォルニアでは、片方のエスクロー指示書がエスクローの終了の直前にエスクローオフィサーに渡される。
(1) 誰がエスクローサービスを行うか。
南カリフォルニアのエスクローサービスは伝統的に独立したエスクロー会社か金融機関が行う。
北カリフォルニアのエスクローサービスは伝統的に権原保険会社(title insurance companies)が行う。
(2) 誰がエスクロー代金を支払うか。
南カリフォルニアにおけるエスクローサービス代金は通常は売主と買主が50-50で分割する。
北カリフォルニアにおけるエスクローサービス代金は買主によって払われる。
(3) 伝統的に権原保険代金は誰が支払うか。
南カリフォルニアでは慣習的に売主がCLTAの標準補償保険代金を支払う。
北カリフォルニアでは慣習的に買主がCLTAの標準補償保険代金を支払う。
いずれにおいても。買主は金融機関の利益を守るCLTAの保険範囲のために支払う。
2.資金調達
ローンの資金調達に関して、エスクローオフィサーは通常、買主のローン資金のための借入金の支払要求をする権利を与えられる。
3.占有
売主がエスクローの終了の前に不動産に立ち入ったり修理をしたりすることを買主に許可した時にのみ買主は不動産を占有できる。買主・売主はエスクローの期間中に買主が行う修理が何であるかに関して書面で同意すべきである。権限の移動と占有の移動は異なる時間に起こるので、不動産代理人は買主・売主両方に暫定的な占有同意書にサインをさせるべきである。
4.所得税
エスクローはIRS(内国歳入庁)に売買の報告をする責任がある。
5.エスクローの終了
エスクロー指示書の全ての条件が満たされた時にエスクローは終了する。
Blog de 鑑定 110番 「不動産鑑定評価」なら不動産鑑定士西園哲治。info@nrea.jpへ。
鑑定110番・カンテイ110番・かんてい110番は当社の登録商標です。

