訪れた当日に概要だけ書きましたが、今回は詳細な報告です。
法門寺は陝西省扶風県にあり、関中盆地のやや西方に位置します。
寺の名前は、北周(556-581年)時代には阿育王(アショカ王)寺と呼ばれていましたが618年に法門寺と改めました。
660年には宝塔内の仏舎利は唐代3代皇帝の高宋によって洛陽に迎えられましたが、唐代14代皇帝の憲宋により長安に迎えられました。
法門寺は唐代18代皇帝の武宋の廃仏により被害を受けましたが、唐代20代皇帝懿宗の時に盛大に修復されました。
時代は流れ、1956年には国から第一批重点文物保護単位として認定されましたが、文化大革命で紅衛兵によってお堂や仏像が壊され、当時の住職の良卿法師は宝塔や伽藍を守ろうとして真身宝塔前で焼身を図り、その他の僧侶らも殺戮されてしまいました。
1985年の廃墟残塔の発掘・整理では、銅仏像・石仏像・毘盧蔵・普寧蔵・妙法蓮華経などが発見されました。
その後1987年2月から正式に始まった調査で、4月3日に塔の地下に地宮が発見され稠密な彫金を施した宝函に収められた仏舎利など貴重な文物が出土しました。
出土文物は計340点(金銀器118・絹織物35・琉璃器20・瓷器16・銅鉄器70・漆木器26・石器11・珠玉宝石40・仏骨舎利4)だそうです。
ところで、法門寺の門前の飲食店が建ち並ぶあるお店でとんでもない漢字に遭遇しました。一体、何画あるのか、とても覚えられない漢字です。
(新法門寺へ続く)
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