今回のシーアン視察では、3人の李さんに大変お世話になりました。
もともと中国では2番目に多い名字だそうです。あのBruce Lee も李さんです。
1人は成田からずーっと一緒だった筑波大学の李さん、2人目は嘉興市科学技術協会の李博士(環境の専門家)、そしてシーアンのことなら何でも知っているガイドの李さんです。
下の写真は大明宮の視察で説明を受ける一行で、右側の赤い洋服が筑波の李さんです。
下の写真は曲江池(南湖)のほとりでガイドの李さんから説明を受ける一行です。
右から社団法人日本不動産証券化協会専務理事Mさん、東京都市大学教授T先生、不動産会社役員Tさん、日本不動産学会会長三橋先生、筑波大学H先生(お顔が見えませんが)、李さん(後ろ姿)、宮城大学T先生です。
帰りのバスの中で自ら市内でマンションを買ったガイドの李さんから売買について下記のお話がありました。
「不動産の仲介売買についてですが、不動産開発業者は70年の使用権を政府からもらい、不動産会社から政府の管理局に初めに土地の税金あるいは料金を支払います。支払ってから開発を始めて、出来上がってから売ります。
売買までには5種類の許可書があります。それを払わずに建設始めた場合には書類が足らないことになります。
転売に関しては、自分が買った家は3年たったら正式な国の契約書にサインして売買できます。3年未満では物件証明書を政府が出してくれません。内緒で売買する人もいます。
購入者はローンの人もいるし現金の人もいます。需要の4割が投資で6割が自宅用の実需です。
中国では、50歳以上の人はみんな国営事業に勤めていて国の賃貸住宅に住んでいますが、新しいきれいな立派な自宅がほしくて、皆自分の家を買いたいと思っています。
ローンの準備ができた人、お金を持っている人はみんな家を買いますよ。
実際はみんなローンを利用したくない。金利は今4.7%です。商業用は5.5%です。
中国の国民がマンションを買う場合、90平方メートル以下の狭いマンションを買う時には不動産管理局が指定した銀行の安いローンを使います。
90平方メートル以上のマンションを買うと、5.5%の金利が適用されます。
でも法律を皆守っているから安心できる市場があります。
3年たったら自由に売買できます。
売買のまんなかに政府の管理局がありますが、広告もチラシもあり日本と同じです。
去年から売買規制期間は3年でなく5年になりました。それはバブル対策です。
3年だと皆売っちゃってバブルになります。
不動産売買には免許が必要です。不動産管理局の試験があります。不動産の大手会社は上場しています。」
プードンから来る時には机場高速で市内に向かいましたが、帰りはまだ2009年10月1日にできたばかりの新しい高速道路でシーアン国際空港に向かいました。地図にも出ていないほど新しい道です。片側4車線、両側で8車線の非所に広い高規格の高速道路でした。
空港の料金所は漢の時代の楼閣の形です。
李さんによれば、
「中国の高速道路は1km1億元かかります。日本の土地は私有財産ですが、中国の高速道路の建設資金は工事代金だけです。土地は国のものです。」
我々視察団のバスが空港に近付くと雨が降ってきた時、ガイドの李さんは言いました。
「別れの雨が降ってきました。でも皆さんはラッキーグループです。西安の雨は金の値です。」
雨が少ないシーアンでは雨が降ればラッキーだと言います。
我々は旅行中に2回も短い雨に恵まれました。
学会の会長さんや旅行の団長さんには大変お世話になりました。
ありがとうございました。
ところで、帰路の途中、シーアンから国内便でプードンに着いて、あるキャリーバッグが行方不明になりました。
この時も、筑波の李さんが懸命にプードンの職員とかけあって、短時間で解決いたしました。
李さんにも最後まで大変お世話になりました。
ありがとうございました。
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