シーアンから西へ120kmに所在する法門寺は古刹ですが、次いで中国最大級の現代建築物である新法門寺の「ナマステ仏舎利塔」を訪れました。
「ナマステ仏舎利塔」は英語の呼び名で正式名称ではありません。
旧法門寺の仏舎利はその西隣に2009年に新しく建立されたこの新法門寺に納められ、毎日夕方になると自動的に地下の格納庫に収納されるシステムで大事に扱われています。
この新法門寺の整備は全て中国国家による一大観光事業への最大級の投資です。
下の写真は最初の門です。ここに来る人々はまずこの巨大な門が広場の向こうの正面に見えてきます。
この門には「仏光」という文字が真ん中に掲げられています。
本来の法門寺に続くこの新法門寺は敷地が広大すぎます。
最初の門を通り過ぎるとさらに次の門まで歩きます。春のちょうど良い陽気の時に視察できましたが、真夏に来たら下が全てコンクリートなので照り返しで相当暑いと思います。
新しい高さ148mの舎利塔(Namaste Dagoba)に行き着くまでに写真の電動カーに乗っていくほどです。
足の丈夫な方ははるか先にかすんで見える仏舎利塔まで歩きでどうぞ。
ここを訪れると、その施設全体のスケールの大きさには驚嘆します。
超巨大な現代風の門をいくつかくぐると、あらゆる宗派を代表する金色の大像がいくつも両側にあります。
仏舎利塔の手前には「福」の字のオブジェが建ち並び壮大な階段を上るとようやく仏舎利塔にたどりつきます。
仏舎利塔の高さは世界一です。超巨大な建物は人が手を合わせた形の中に仏舎利塔があるというデザインです。
建物の中に入ると、まず両脇に四天王像があります。その先に弥勒菩薩がありますが、それが日本の布袋さんみたいに太っていて少し奇妙な感じです。
その先に世界1の大きさのドアがあります。写真では分かりにくいですが、高さは軽く10m以上はあるでしょう。
相当な重量があると思いますが、建てつけが悪くなった時の蝶番の修理はどうするのでしょうか。
一般人はその左側の入口から中に入ります。
そうすると、いよいよ仏舎利に出会えるわけですが、建物の中心に舎利宝函があり、左側には阿尊、右側に迦葉、奥に化身仏があります。
その部屋の左側外には地蔵菩薩、右側外には千手観音です。
この仏舎利のために、どれだけお金を掛けて観光施設を作るのか、その規模の大きさは日本では考えられないでしょう。
(なお当建物は新築であるのでカテゴリーをシーアン不動産としました)
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