旧岩崎邸庭園は2010年のNHK大河ドラマ龍馬伝に登場する土佐藩の地下浪人(じげろうにん)で後の三菱を創った岩崎家が建てました。
所在地は、台東区池之端一丁目で、
交通は、
東京メトロ千代田線「湯島」徒歩3分
東京メトロ銀座線「上野広小路」徒歩10分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」徒歩10分
JR山手線「御徒町」徒歩15分 です。
年末年始以外は開園していて入園料は、一般400円、小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料です。
写真は洋館を南側(官庁側)から撮ったものです。
この洋館は明治29年(1896年)に竣工し、岩崎家の迎賓館として用いられました。
木造2階建、屋根はスレート葺き、外壁は下見板張りです。
設計はイギリス人の建築家ジョサイ・アコンドルです。
北面を正面とし、正面玄関の上部分は塔屋となっており、反対側の南面は上の写真のように、1、2階とも列柱のある大きなベランダがあります。
装飾性があり内外装とも全体のスタイルや装飾は英国17世紀のジャコビアン様式を基調としつつ、南面のベランダにはコロニアル様式が表れているそうです。
床面積は 531.50m²で、11時と14時から始まるガイドツアーはいつも大盛況です。
この庭園は、越後高田藩江戸屋敷から元舞鶴藩知事牧野弼成、そして岩崎家本邸へと変遷し、一時は、敷地が1万5,000坪、建物が20棟も建っていたそうです。
第二時世界大戦後は、国有財産となり最高裁判所司法研修所等として利用されましたが、平成6年(1994年)に文化庁の所管となり、平成13年(2001年)東京都の管理になりました。
重要文化財の指定は、昭和36年(1961年)に洋館と撞球室、昭和44年(1969年)に和館大広間と洋館東脇にある柚塀がなされ、宅地、煉瓦塀を含めた屋敷全体と実測図が平成11年(1999年)になされています。
現存するのは洋館・撞球室・和館の3棟です。
岩崎弥太郎は事業で成功した利益を鉱山事業などに投資し一大コングロマリットを形づくりましたが、東京に大きな3つの不動産を取得しています。
1.上野の不忍池の西側、旧下谷茅町(したやかやちょう)の旧岩崎邸庭園。
2.清澄白河駅の南側の清澄庭園。
3.駒込駅南側の六義園、 です。
この内、旧岩崎邸庭園は弥太郎が周辺の土地も買い上げ、敷地を倍近くにした上で母屋を建て直し、15年に駿河台から移り住みました。
茅町本邸と呼ばれたこの屋敷は明治29年に、長男の久彌によって、ジョサイア・コンドル設計の洋館と、名大工大河喜十郎の手になる和館とに建て替えられたのでした。
気軽に行けて、価値のある建物を楽しめます。
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