今回の訪台の目的はマンション視察、売買市場調査、投資市場調査と盛りだくさんで、短期の日程では十分にこなせませんでした。
が、多くの方にお世話になり、実物不動産を数多く見る機会を得て、国民性と不動産市場の関係が日本とは異なる点を確認してきました。
日系不動産企業で現地で頑張っているのは、スターツさんやエイブルさんなどです。
今回、私は現地の日本人向け法人設立コンサルタントのYさんのご紹介で、S社のSさんとお会いすることができました。
まず一般的なお話ですが、台湾の不動産市況は過熱気味で、建国以来約100年間(2010年は建国99年です)、不動産価格は上がり続けています。
で今はバブルのピークか、既にピークを通りこしているかもしれません。
ですから今やたらと台湾の不動産に投資する、購入するのは決して安全ではありません。
2008年秋のリーマンショックの時に世界中が右往左往する中で、台湾はわずか1ヵ月半でそのショックから立ち直り、驚異的な回復をとげました。
台湾、特に台北の人も、私たち外国人が感じるのと同様に、今の台北の不動産価格は高すぎるという気持ちを持っています。
そしてバブルのピークは越しているのに、日本みたいに急激に不動産価格が下落することはこれまでありませんでした。
(金融総量規制が実施されているので今後は分かりませんが、、、)
台湾の不動産の利回りは非常に低いのが特徴です。
レジデンスでは1%台というものもあり、通常は2-3%、良くて4%です。
台北不動産(1)の記事に中で書きましたように、信義房屋が日本の不動産に投資する、または日本の不動産を台湾と中国の富裕層に売ることにしたのは、日本の不動産の高利回りと安定収入に着目したからです。
しかし台湾の不動産所有者は利回りよりもキャピタルゲインを重視します。
これは大陸の考え方と同じで、多くの台湾人は、賃料収入からはとりあえず固定資産税を払っていくらかおつりが来ればよい、程度にしか考えていないように思います。
写真は敦化北路沿いにあるマンションです。
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