大使館・領事館のサイトを見ると、日米関係に関する調査結果が出ています。
一部の抜粋ではありますが、
1.日本はアメリカの信頼できる友邦か否か?
Japan as a "dependable" ally/friend
この答えは、有識者Opinion Leaders で 90%で、この10年ほぼ変わりません。
一般人General Public で、79%で、1960年代の30%からは大分上昇しています。
ところが、
次の質問では、大変な事態になっています。
2.アジアにおけるアメリカのパートナーはどこの国か?
Partner of the U.S. in Asia
一般人では、
1975年以降日本がトップで、1995年には日本が55%だったのが、そのころから中国が伸び始め、最新の数字では、日本と中国が44%で肩を並べています。
一般のアメリカ人は、共産主義国でいまだに人権や情報が統制されている中国を、これまで同盟関係だった(と日本人が勘違いしているのかもしれませんが)日本とを、同等に見なしています。
3.アジアにおけるアメリカのパートナーはどこの国か?
同じ質問ですが、有識者の回答はもっと進んでいます。
何と、アメリカのパートナーを、あの Google を締め出した国 「中国」 とする答えが56%で最も多く、日本は一時、79%あったものが36%の半分以下にまで落ち込んでいます。
既にアメリカの有識者は、アメリカのパートナーは日本じゃない! 中国だ! と考えています。
日本は地政学的に、世界でも数少ない共産国家である中国や北朝鮮と隣接していて、いったん有事になれば国中が火の海になる可能性は十分にあるのに、安全保障の観点から、これまで同盟関係にあったアメリカが日本を軽視するようになってきたら日本の将来は大変なことになります。
今の段階では、経済的には中国重視なのは明確ですが、それが安全保障にまで及ばないことを祈ると同時に、貿易立国である日本に国籍がある私たち日本人は、もっと国を開いて、アメリカやヨーロッパやインドや東南アジアとのコミュニケーションを図り、日本がいかに長期的に世界の安定に貢献しているかを示し、さらにこれらの国々との経済関係を密接にすべきです。
4.日本は経済力に見合った重要な国際的役割を果たしているか?
Does JAPAN play an imprtant international role commensurate with its economic strength?
この質問の回答は、
一般人で75%、有識者で71%とまずまずの数字ですが、今後、経済力で中国との比較において、アメリカ人が日本の国をどの程度評価するのかは良く見守っていく必要があり、日本が国際的に果たすべき役割を全うする覚悟が必要で、またそれをアメリカにアピールしていくことも必要です。
もちろん日本が中国とも仲良くすることは必要ですが、安全保障上では、日本は当面はアメリカと手を組む以外の方法はないように思います。
つまり、アメリカのパートナーは日本だ!!!
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